船酔(読み)ふなよい

精選版 日本国語大辞典 「船酔」の意味・読み・例文・類語

ふな‐よい‥よひ【船酔】

  1. 〘 名詞 〙 船の動揺により、乗っている人が吐き気などをもよおし、気分の悪くなること。ふなあたり。ふなごこち。ふなえい。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「一里計出るうちはや船酔のもの吐気はじまる」(出典:島根のすさみ‐天保一一年(1840)六月二三日)

ふな‐えい‥ゑひ【船酔】

  1. 〘 名詞 〙ふなよい(船酔)
    1. [初出の実例]「かのふなゑひの淡路の島のおほいご、都近く成りぬといふを悦びて」(出典:土左日記(935頃)承平五年二月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む