良子(読み)よいこ

精選版 日本国語大辞典 「良子」の意味・読み・例文・類語

よい【良】 子(こ)

  1. よい子ども。子どもをほめたり、なだめたりする時に使う語。いい子。
    1. [初出の実例]「前川嶋数馬抱の子にて沢之丞と云し比より、扨もよい子やきよな子と誉しが」(出典:評判記・難波立聞昔語(1686)川島数馬)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「良子」の意味・わかりやすい解説

良子
ながこ
(1903―2000)

昭和天皇皇后久邇宮(くにのみや)邦彦王(くによしおう)の第一女子。平成12年6月16日死去追号は香淳(こうじゅん)皇后。

[編集部]

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百科事典マイペディア 「良子」の意味・わかりやすい解説

良子【ながこ】

昭和天皇の皇后。久邇宮(くにのみや)邦彦の第1女。1924年結婚し皇太子妃宣下。1926年立皇后。1989年昭和天皇死去により皇太后。歴代皇后で最長寿の97歳3ヵ月で死去。香淳皇后と追号。

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世界大百科事典(旧版)内の良子の言及

【宮中某重大事件】より

…1920年から21年にかけておこった皇太子迪宮裕仁(みちのみやひろひと)親王(昭和天皇)の妃決定をめぐる紛糾事件。1918年春,島津忠義の孫で久邇宮(くにのみや)邦彦王の長女良子(ながこ)が皇太子妃に内定し,翌年6月に正式の婚約が成立した。しかし元老山県有朋は,良子の母系の島津家に色盲遺伝があるとして,この婚約に反対を唱えた。…

※「良子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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