追号(読み)ツイゴウ

デジタル大辞泉 「追号」の意味・読み・例文・類語

つい‐ごう〔‐ガウ〕【追号】

死後に、生前功績をたたえて贈る称号。おくりな。
[類語]戒名法名諡号贈り名霊位

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精選版 日本国語大辞典 「追号」の意味・読み・例文・類語

つい‐ごう‥ガウ【追号】

  1. 〘 名詞 〙 死後に生前の功績をたたえておくる称号。おくりな。諡号(しごう)
    1. [初出の実例]「讚岐院御追号あって、崇徳天皇と号す」(出典:平家物語(13C前)三)
    2. [その他の文献]〔漢書‐鄭崇伝〕

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普及版 字通 「追号」の読み・字形・画数・意味

【追号】ついごう

尊号をおくる。

字通「追」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の追号の言及

【諡】より

…また光格天皇は,父の閑院宮典仁(のりひと)親王に慶光(きようこう)天皇という諡号を奉った。また生前の徳業,行状とは関係なしに贈られた号は,追号と呼ばれ,諡号とは区別されている(土御門天皇,東山天皇の名のごとき)。 臣下の場合は,国家に大功のあった人に贈られる。…

※「追号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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