良祐(読み)りょうゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良祐」の解説

良祐(1) りょうゆう

?-? 平安時代中期-後期の僧。
比叡(ひえい)山ではじめ皇慶(こうげい)(977-1049),ついで安慶(あんきょう),長宴にまなぶ。のち天台密教三昧(さんまい)流をはじめる。宿曜師(すくようじ)として知られた。通称は三昧阿闍梨(あじゃり)。著作に「三昧流口伝集」「自行次第本末」。

良祐(2) りょうゆう

?-? 鎌倉時代の僧。
天台宗。鎌倉鶴岡八幡宮の供僧(ぐそう)。将軍源実朝(さねとも)暗殺(1219)に関連した疑いをもたれたが,執権北条義時によりゆるされた。

良祐(3) りょうゆう

安覚良祐(あんかく-りょうゆう)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android