艱渋(読み)かんじゅう

精選版 日本国語大辞典 「艱渋」の意味・読み・例文・類語

かん‐じゅう‥ジフ【艱渋】

  1. 〘 名詞 〙 物事が困難で、なかなかはかどらないこと。難渋(なんじゅう)
    1. [初出の実例]「雖行路之艱渋、誠是卒歳之優遊」(出典菅家文草(900頃)七・秋湖賦)
    2. 「記文即ち画彩文章は之を摸想するの工夫稍々艱渋に渉るを免れず」(出典:修辞及華文(1879)〈菊池大麓訳〉通知)
    3. [その他の文献]〔魏志‐高柔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む