色光(読み)しきこう

精選版 日本国語大辞典 「色光」の意味・読み・例文・類語

しき‐こう‥クヮウ【色光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。一般にいう光のこと。その光に照らして、ものの存在を明らかにするところからいう。
    1. [初出の実例]「往生の時道場に四色の蓮華有り、各々色光(シキクヮウ)を出す」(出典私聚百因縁集(1257)六)
    2. [その他の文献]〔大智度論‐四七〕
  3. 色のついた光。また、さまざまな色の光。
    1. [初出の実例]「太陽の白色の光が、すべての色光を含んでゐる」(出典:近代絵画(1954‐58)〈小林秀雄〉モネ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む