芝山城跡(読み)しばやまじようあと

日本歴史地名大系 「芝山城跡」の解説

芝山城跡
しばやまじようあと

[現在地名]高松市香西北町

標高四三・六メートルの芝山にある。塩飽しわく一帯島嶼を収めた香西氏の水軍の出城といわれる。香西こうざい寺蔵の天正年間香西氏居城古地図には、東南の崖下は海浜状をなし、南麓で陸地と接する岬のように描かれ、かつては香西浦の島、あるいは陸繋島のようであったと推定される。山頂の三〇×二〇メートルのほぼ方形状の削平地を主郭とし、南側の芝山神社が鎮座する一帯の一郭、北側の一郭からなり、主郭東縁には幅三―四・五メートル、高さ五〇センチ前後の土塁が一七メートルほど残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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