芝金杉同朋町(読み)しばかなすぎどうぼうちよう

日本歴史地名大系 「芝金杉同朋町」の解説

芝金杉同朋町
しばかなすぎどうぼうちよう

[現在地名]港区しば二丁目

新堀しんぼり川南岸の金杉橋と将監しようげん橋との間に位置する拝領町屋敷。片側町で、東は芝金杉通しばかなすぎどおり一丁目、西は物揚場将監橋、南は芝金杉通一丁目と美濃大垣藩戸田家下屋敷。古くは同町のうちであったが、寛文七年(一六六七)金杉橋南西の地所一千四九坪が御多門建設・川幅拡張および交通量の多い金杉橋際の広場化などの理由から御用地として召上げられた。明地であったが天和四年(一六八四)以降しだいに同朋(坊主)衆の拝領屋敷となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む