芝離宮(読み)シバリキュウ

デジタル大辞泉 「芝離宮」の意味・読み・例文・類語

しば‐りきゅう【芝離宮】

東京都港区海岸一丁目にあった旧離宮。寛永年間(1624~1644)加藤嘉明かとうよしあき創始大久保氏紀州家などの所有を経て、明治4年(1871)有栖川ありすがわ控邸ひかえていとなる。同9年離宮、大正12年(1923)関東大震災により焼失、翌年東京市に下賜された。現在は、旧芝離宮恩賜庭園

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精選版 日本国語大辞典 「芝離宮」の意味・読み・例文・類語

しば‐りきゅう【芝離宮】

  1. 東京都港区海岸一丁目にあった離宮。寛永年間(一六二四‐四四)、加藤嘉明が創始。のち、紀州家浜屋敷となり、明治九年(一八七六)離宮となり外国賓客の接待所とされたが、大正一三年(一九二四)東京市に下賜され公園となる。現称は旧芝離宮恩賜庭園(国名勝)。

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