芥子泥(読み)カイシデイ

デジタル大辞泉 「芥子泥」の意味・読み・例文・類語

かいし‐でい【×芥子泥】

芥子粉末に水を加えて練り、泥状にしたもの。紙・布に塗りつけて湿布剤として使用。からしでい。

からし‐でい【芥子泥】

かいしでい(芥子泥)

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精選版 日本国語大辞典 「芥子泥」の意味・読み・例文・類語

からし‐でい【芥子泥】

  1. 〘 名詞 〙 芥子の粉末を湯で溶いて泥状にしたもの。湿布に用いる。
    1. [初出の実例]「胸に芥子泥を貼った」(出典:金毘羅(1909)〈森鴎外〉)

かいし‐でい【芥子泥】

  1. 〘 名詞 〙 からしの粉末に水を加えて泥状にしたもの。紙、布などに塗り患部に貼る。発泡剤(はっぽうざい)として有効。〔和英語林集成再版)(1872)〕

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