芥子玉(読み)ケシダマ

デジタル大辞泉 「芥子玉」の意味・読み・例文・類語

けし‐だま【×芥子玉】

芥子粒のような細かい玉を散らした模様浴衣や手ぬぐいなどの染め模様にする。けしあられ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「芥子玉」の意味・読み・例文・類語

けし‐だま【芥子玉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 芥子粒のような細かい玉をちりばめたような模様。また、その絞染豆絞りよりさらに細かく、手拭ゆかたなどの染模様にする。芥子霰(けしあられ)。芥子絞り。芥子玉絞り。
    1. [初出の実例]「けしたまの手ぬくいこしにちょいとはさみて」(出典:洒落本・婦身嘘(1820)昼遊の部)
  3. つゆ(露)」の異称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android