芬芳(読み)フンポウ

デジタル大辞泉 「芬芳」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ぽう〔‐パウ〕【×芬芳】

よい香り。また、よい香りをただよわせること。
三春の花も凋落ゆうべには―の香り早く失せて」〈露伴・二日物語〉

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精選版 日本国語大辞典 「芬芳」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ぽう‥パウ【芬芳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動ナリ・タリ ) よいかおり。こうばしい香気。また、よい匂いを発するさま。
    1. [初出の実例]「楼中皆艷灼、院裡悉芬芳」(出典:文華秀麗集(818)下・観闘百草、簡明執〈滋野貞主〉)
    2. [その他の文献]〔荀子‐栄辱〕

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