花の姿(読み)ハナノスガタ

精選版 日本国語大辞典 「花の姿」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 姿(すがた)

  1. 花の形や有様。花の様子。特に、梅・桜の花についていう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「秋霧のはれてくもればをみなへし花のすがたぞ見えかくれする〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇一八)
  2. 花のように美しい容姿。艷姿。
    1. [初出の実例]「七夕もいく世の秋のほどまでか花のすかたもしぼまざるらむ」(出典:広本拾玉集(1346)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む