花の盛り(読み)ハナノサカリ

デジタル大辞泉 「花の盛り」の意味・読み・例文・類語

はな‐の‐さかり【花の盛り】

花の盛んに咲いていること。また、そのころ花盛り
女性の、若く容姿の美しい年ごろ。花盛り。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花の盛り」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 盛(さか)

  1. 花の盛んに咲くこと。また、その頃。はなざかり。
    1. [初出の実例]「春さらば 波奈能佐可利(ハナノサカリ)に」(出典万葉集(8C後)一七・三九九三)
  2. 勢いが盛んであること。また、その時期。多く年若く容色の美しい年頃をいう。はなざかり。
    1. [初出の実例]「花のさかりはありなめとうちまもり聞え給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)横笛)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android