花兄(読み)カケイ

デジタル大辞泉 「花兄」の意味・読み・例文・類語

か‐けい〔クワ‐〕【花兄】

《春、他の花に先立って咲くところから》別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花兄」の意味・読み・例文・類語

か‐けいクヮ‥【花兄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 春、他の花にさきがけて咲くところから ) 植物うめ(梅)」の古名
    1. [初出の実例]「梅 万葉集にむめの花、又うめのはなとも訓ず。梅花は独天下の花に先たって開く故、百花魁と云。花兄とす」(出典:大和本草(1709)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「花兄」の解説

花兄 (ハナノアニ)

植物。バラ科の落葉小高木,園芸植物,薬用植物。ウメの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android