最新 地学事典 「花崗岩関連鉱床」の解説
かこうがんかんれんこうしょう
花崗岩関連鉱床
granite-related deposit
花崗岩マグマの固結に伴い形成されるマグマ─熱水鉱床。ペグマタイト,スカルン,グライゼン,斑岩,鉄酸化物銅・金などの鉱床が含まれる。濃集する元素はSn,W,U,Th,Mo,Nb,Ta,Be,Li,Y,Zr,F,Bi,Fe,Cu,Au,Pb,Zn,Ag,希土類など多様。これらのうち珪酸塩鉱物に対して不適合な元素は花崗岩ペグマタイトに濃集する。磁鉄鉱系列花崗岩にはCu,Mo,Au,Pb,Zn,チタン鉄鉱(イルメナイト)系列花崗岩にはSn,Wに富む熱水鉱床が伴われる。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

