花畑組町(読み)はなばたけくみまち

日本歴史地名大系 「花畑組町」の解説

花畑組町
はなばたけくみまち

[現在地名]会津若松市南花畑みなみはなばたけ湯川町ゆがわまち

花畑大通の西端にあり、足軽と同心の居住地で、数条の通りがあった。右岸にある晒屋さらしや町の西に続くのが河原町かわらまち通で、北西にある石塚向河原いしづかむかいかわら丁に通ずる、長さ三町四五間余・幅二間、家数二一。この通りの南側、湯川岸辺には足軽が砲術を練習する角場があり、その西方には弓術を習う的場があった。河原通の北に並ぶ小路をうら通といい、長さ二町二三間余、家数三一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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