花篝(読み)ハナカガリ

デジタル大辞泉 「花篝」の意味・読み・例文・類語

はな‐かがり【花×篝】

夜桜を観賞するために焚くかがり火。京都祇園ぎおんのものが有名。 春》「二つある我影見えて―/青嵐

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精選版 日本国語大辞典 「花篝」の意味・読み・例文・類語

はな‐かがり【花篝】

  1. 〘 名詞 〙 夜桜を見るためにたくかがり火。特に京都祇園のものが有名。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「燃え出づるあちらこちらの花篝」(出典:青芝(1932)〈日野草城〉春)

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