花顔(読み)カガン

デジタル大辞泉 「花顔」の意味・読み・例文・類語

か‐がん〔クワ‐〕【花顔】

花のように美しい顔。うるわしい顔だち。花のかんばせ。「花顔玉容」

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精選版 日本国語大辞典 「花顔」の意味・読み・例文・類語

か‐がんクヮ‥【花顔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 花を人の顔にたとえていう語。
    1. [初出の実例]「花顔片々咲来多、冒雨馨香不奈何」(出典菅家文草(900頃)二・早春、侍内宴、同賦雨中花)
  3. 花のように美しい顔。芳顔
    1. [初出の実例]「少覯花顔(クヮガンの)」(出典:評判記・剥野老(1662)伊藤小太夫)
    2. [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕

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普及版 字通 「花顔」の読み・字形・画数・意味

【花顔】か(くわ)がん

花のように美しい顔。唐・白居易長恨歌〕詩 雲鬢顏、金搖(の飾り) の帳はかにして、春を度(わた)る

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