花鰄(読み)ハナカイラギ

精選版 日本国語大辞典 「花鰄」の意味・読み・例文・類語

はな‐かいらぎ【花鰄・梅華皮】

  1. 〘 名詞 〙 鮫皮(さめがわ)の地粒の中に、白色で大粒の梅花形の粒が混じっているもの。刀剣・槍の柄や鞘(さや)などの装飾に用いる。はなかいらげ。
    1. [初出の実例]「すっすっ砂地に膝をする花かいらぎと散る花と」(出典:浄瑠璃・薩摩歌(1711頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む