花鰄(読み)ハナカイラギ

デジタル大辞泉 「花鰄」の意味・読み・例文・類語

はな‐かいらぎ【花×鰄/花梅皮】

刀剣装飾に用いる鮫皮の地粒の中に、白色で大粒の梅花形の突起がまじっているもの。→かいらぎ

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精選版 日本国語大辞典 「花鰄」の意味・読み・例文・類語

はな‐かいらぎ【花鰄・梅華皮】

  1. 〘 名詞 〙 鮫皮(さめがわ)の地粒の中に、白色で大粒の梅花形の粒が混じっているもの。刀剣・槍の柄や鞘(さや)などの装飾に用いる。はなかいらげ。
    1. [初出の実例]「すっすっ砂地に膝をする花かいらぎと散る花と」(出典:浄瑠璃・薩摩歌(1711頃)上)

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