芳司村(読み)ほうじむら

日本歴史地名大系 「芳司村」の解説

芳司村
ほうじむら

[現在地名]瀬高町文広あやひろ

瀬高下庄せたかしものしよう村の北、矢部やべ川の左岸にあり、対岸本郷ほんごう村。下妻しもつま郡に属する。慶長二年(一五九七)の柳川領村高附帳(立花家文書)に芳司村とみえ、反別四二町七反余・分米三四二石余、村柄は中とある。元和七年(一六二一)の郡村帳では玄蕃高四四五石余・新田高六石余、小物成は山年貢米九斗余。旧高旧領取調帳では高五一二石余、幕末から明治初年の反別四五町四反余(郡郷)。明治九年(一八七六)吉岡よしおか村と合併、文広村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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