芳村伊十禄(読み)ヨシムラ イソロク

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「芳村伊十禄」の解説

芳村 伊十禄
ヨシムラ イソロク


職業
長唄唄方

本名
松原 茂昭

生年月日
昭和3年 4月8日

出身地
愛媛県 松山市

学歴
新田中〔昭和19年〕卒

経歴
愛媛県庁に勤務しながら、昭和23年芳村栄菊に入門。24年愛媛県庁を病気退職。27年「連獅子」の三味線で初舞台を踏む。29年上京し、7代目芳村伊十郎に師事。30年芳村伊十禄の芸名を許される。43年伎楽会入会。同年「京鹿子娘道成寺」「連獅子」の出囃子黒御簾の唄方で、歌舞伎初舞台。47年「番町皿屋敷」で初めて黒御簾の独吟を務め、53年「連獅子」で立唄を務めた。海外公演にも度々参加した。

没年月日
平成17年 4月10日 (2005年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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