コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

出囃子 でばやし

5件 の用語解説(出囃子の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

出囃子
でばやし

歌舞伎および邦楽の演奏用語。歌舞伎や日本舞踊において,伴奏の長唄の唄方,三味線方囃子方が舞台に並んで演奏すること。舞台に置いた雛段の上段に唄と三味線がすわり,下段に笛,小鼓,大鼓,太鼓が並ぶ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

で‐ばやし【出×囃子】

長唄で、唄方と三味線弾きとが舞台に出て、観客に姿を見せて演奏すること。歌舞伎舞踊などで行われる
1のうち特に、囃子方も舞台上に出て演奏すること。
寄席で、芸人が高座へ上がるときに演奏する囃子。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

とっさの日本語便利帳の解説

出囃子

演者を高座に導くための背景音楽。伝統音楽などから演者が自分で選ぶ。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

でばやし【出囃子】

(1)寄席用語。落語家をはじめとする寄席の芸人が,高座の上がり,下(お)りの際に用いるはやし(囃子)をいう。元来は上方落語界の風習で,上方では,前座,二ッ目,真打と,おのおのの地位に応じて出囃子の種類がきまっているが,東京では,それぞれ勝手な囃子を用いている。東京落語界で出囃子をもちいるようになったのは大正初期からで,東西の芸人の交流がさかんになったことによる。東京では,お囃子さんが落語家の体つきや芸風や持味などを観察し,その個性にふさわしい曲を選ぶのがしきたりである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

でばやし【出囃子】

歌舞伎舞踊・舞踊劇で、伴奏の長唄・浄瑠璃・三味線・鳴物の奏者が、舞台上の雛段ひなだんに居並んで演奏すること。 ↔ 御簾内みすうち
寄席よせで、演者が高座に出る際に奏する三味線の陰囃子。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の出囃子の言及

【歌舞伎】より

…歌舞伎は,舞楽,能,狂言,人形浄瑠璃などとともに日本の代表的な古典演劇であり,人形浄瑠璃と同じく江戸時代に庶民の芸能として誕生し,育てられて,現代もなお興行素材としての価値を持っている。明治以後,江戸時代に作られた作品は古典となり,演技・演出が〈型(かた)〉として固定したものも多いが,一方に新しい様式を生み出し,その様式にもとづいた作品群を作りつづけてきた。また,古典化した作品の上演にも新演出を試みるなどの方法によって,全体としては流動しながら現代に伝承され,創造がくり返されている。…

【出語り】より

…浄瑠璃用語。浄瑠璃の太夫と三味線が見物に姿を見せて演奏すること。初期の人形浄瑠璃では太夫と三味線は幕の陰で語っていたが,1705年(宝永2)大坂竹本座の《用明天王職人鑑》から出語り出遣いが始まったといわれる。現在の文楽では,ごく短い端場を除いて出語りが主となっており,演奏者は舞台上手(右)にしつらえた床(ゆか)に座し,肩衣を着用する。出語りでない場合は床の上部の御簾(みす)の陰で語るので〈御簾内(みすうち)〉と呼ぶ。…

【囃子】より

…日本音楽の用語。映えるようにする,ひきたてるという意味の〈はやす〉から出た語で,独唱,中心となる音楽や演技に添える楽器主体の演奏,またはその演奏者をいう。民俗芸能,能,狂言,歌舞伎,寄席など,それぞれに特徴のある〈囃子〉がある。
[民俗芸能]
 囃子は狭義には楽器主体の演奏をいうが,民俗芸能では,祭場で神の来臨を乞い,土地・人の繁栄を祝う文句を太鼓をたたきながら唱和することを〈しきばやし〉〈うちはやし〉(愛知県北設楽(きたしたら)郡の花祭)などと呼ぶ例があり,ことばや楽器の力で,神霊を発動させ,ものの生命力の強化・伸張をはかろうとする呪的意図があったとみられる。…

【寄席囃子】より

…寄席で用いられる囃子のこと。出囃子と地囃子がある。出囃子は落語家や漫才師などが登場するときに用いられるもので,個人の好みによって特定の曲があり,またその芸格によって曲が変わることもある。長唄,浄瑠璃,小唄,俗曲,民謡など,用いられる曲は多岐にわたる。初めは上方で行われていたが,大正時代に東京に移入された。地囃子は奇術師や曲芸師の演芸中に奏するもので,上方落語では,はなしの背景に囃子や歌を伴奏として入れ,情景描写や心理描写に用いるが,これを〈はめもの〉ともいう。…

※「出囃子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

出囃子の関連キーワード歌・唄・詩曲がないぐじぐじげそじゃまですこたんぶうぶうほっかりめかり《Bande Mātaram》(歌)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

出囃子の関連情報