デジタル大辞泉 「芽殖孤虫」の意味・読み・例文・類語 がしょく‐こちゅう【芽殖孤虫】 裂頭条虫の一種。成虫が同定されていないため、孤虫の名をもつ。人に寄生すると体内で出芽により分裂増殖し、きわめて高い致死率を示すが、感染例はまれ。感染経路や中間宿主は不明で、人以外の動物からも成虫は未発見。成虫の段階をもたず無性的に増殖することが、ゲノム解析から明らかになった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例