苅生田村(読み)かりうだむら

日本歴史地名大系 「苅生田村」の解説

苅生田村
かりうだむら

[現在地名]市貝町刈生田かりうだ

続谷つづきや村の東に位置し、小貝こかい川支流のさくら川の源流域に立地する。慶安郷帳では田一三六石余・畑二二三石余(ただし都合高は三九〇石余)幕府領。寛文五年(一六六五)検地帳(関沢勇文書)によれば幕府領で高五四四石余。元禄郷帳では幕府領、改革組合村では幕府領と旗本杉田の相給で家数四一。安政二年(一八五五)の烏山藩領知目録(菊地正夫文書)に村名がみえ、一部が同藩領となっている。旧高旧領取調帳では幕府領・烏山藩領と杉田の三給。幕府領真岡代官支配地では定免法がとられていたが、天保一〇年(一八三九)春より冥加桐苗木を各屋敷に一本ずつ植付けさせ、嘉永四年(一八五一)定免年季切換えの時に伐採して納めさせた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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