苔翁寺(読み)たいおうじ

日本歴史地名大系 「苔翁寺」の解説

苔翁寺
たいおうじ

[現在地名]三水村大字芋川字寺村

芋川平いもがわだいら西方山腹にある。現長野市吉田よしだにある天周てんしゆう院末、曹洞宗、本尊釈迦如来。

寺伝によれば、承安(一一七一―七五)の頃、芋川某が創立、真言宗善福ぜんぷく寺と称した。延文二年(一三五七)再建開山恵山という。元亀二年(一五七一)本寺二世天室賢隆を中興の開山とし、寺号を改め、宗旨を改めたという(明治一二年「信濃国上水内郡寺院明細帳」長野県庁蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 いも

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む