日本歴史地名大系 「芋川村」の解説 芋川村いもがわむら 長野県：上水内郡三水村芋川村[現在地名]三水村大字芋川現三水村の中北部。東は永江（ながえ）村（現下水内（しもみのち）郡豊田村）・東柏原（ひがしかしわばら）村・赤塩（あかしお）村、南は倉井（くらい）村・普光寺（ふこうじ）村、西は普光寺村・船竹（ふなたけ）村（現信濃町）、北は荒瀬原（あらせはら）村・古海（ふるみ）村・柴津（しばつ）村（現信濃町）・永江（ながえ）村と接する。村の東・西・北の三方が山地で囲まれ、中に西南方へ芋川平の平地が開ける。北端の土橋（どばし）地籍は船岳盆地の末端、荒瀬原村の小盆地で南北の山地を切断されている。北山中に源を発する斑尾（まだらお）川が村を南北に縦断して南下して南端で東折する。これに沿って開けた芋川平の西側山麓を普光寺村境から北上する飯山（いいやま）道が、土橋地籍で西荒瀬村境からの飯山道と合する。 芋川村いもがわむら 新潟県：北魚沼郡湯之谷村芋川村[現在地名]湯之谷村芋川佐梨（さなし）川とその支流芋川の合流点にある。西は葎沢（むぐらざわ）村、南は門前（もんぜん）村（現南魚沼郡大和町）、東は佐梨川を挟んで宇津野（うつの）村、北は佐梨川を挟んで蓑和田（みのわだ）村。南西に前倉沢（まえくらざわ）と横矢須沢（よこやすざわ）の滝がある。寛永一七年（一六四〇）に上田（うえだ）銀山が発見されてのち、大湯（おおゆ）と小出島（こいでじま）（現小出町）の中間地点として銀山（ぎんざん）街道の宿場が設置された。同一九年の会津百姓より訴状（目黒家文書）によると、当村内蔵之助家（星家）は、折立（おりたて）村など湯之谷郷の村々の只見（ただみ）川での鱒の漁獲のうち白干五四本分を石伏（いしぶし）村（現福島県南会津郡只見町）の清三郎家へ納入している。 芋川村いもがわむら 新潟県：柏崎市芋川村[現在地名]柏崎市芋川東は小田山（こだやま）新田、西は古町（ふるまち）村、南は久米（くんめ）村、北は城川原（じようがわら）村。近世は元和二年（一六一六）から同四年の長峰藩牧野忠成領以外は高田藩に属し、以後柏崎町と同じ。元和四年の長岡藩知行目録では高一〇三石九斗余。正保国絵図に高一〇三石余。天和三年（一六八三）の越後中将御領覚では高一二九石二斗余のほかに新田四ヵ所。 芋川村いもかわむら 新潟県：南魚沼郡大和町芋川村[現在地名]大和町芋赤（いもあか）赤羽（あかばね）村とは耕地・集落が交わり村境は不分明。正保国絵図に村名があり、高六〇石余。天和三年郷帳では高三〇石九斗余のほかに同所新田高三石五斗余がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
