日本歴史地名大系 「苗代部村」の解説 苗代部村のしろべむら 大分県:日田郡天瀬町苗代部村[現在地名]天瀬町女子畑(おなごはた)・赤岩(あかいわ)女子畑村の北西、玖珠(くす)川左岸に位置する。「なわしろべ」とも。天保郷帳には古くは苗代部村・南(みなみ)村・加戸(かど)村・一井木(いちぎ)村・奥(おつく)村五ヵ村であったと記す。ほか枝郷一之原(いちのはる)は玖珠郡境の赤岩村内にある。慶長一八年(一六一三)六月の日田郡内知行目録(鍋島勝茂譜考補)に苗代辺村とあり、当村高一三五石余などを含む一千石余が佐賀藩主鍋島氏室の高源院領とされている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by