苛性変成作用(読み)かせいへんせいさよう(英語表記)caustic metamorphism

岩石学辞典の解説

苛性変成作用

マグマの熱の作用で隣接する岩石や捕獲された岩石が熔融するなどの著しい特徴をもつ接触変成作用[Grubenmann & Niggli : 1924].causticは苛性,焼灼(しょうしゃく)性,苛性,腐食性など組織が激しく破壊される意味である.この変成作用によって岩石は多少の固化,硬化,焼け焦げなどがあり,半熔してガラスになる場合もある.しかしマグマ中の鉱物が融けて虫食い状になる融蝕と同様であり,苛性(caustic)の語は用いられなくなった.苛性とは,皮膚などの組織に対して著しく腐食させる性質.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

新華社

中華人民共和国の国営通信社。新華通訊社が正式名称。 1931年延安で創立され,48年北京に移り,現在は政府国務院新聞総署の管轄下にある。特に文化大革命以後は重要度が高まり,党と政府の発表はここを通じて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android