若党町(読み)わかどうちよう

日本歴史地名大系 「若党町」の解説

若党町
わかどうちよう

[現在地名]弘前市若党町

城の北側に位置し、南は亀甲かめのこう町、北は小人こびと町・馬喰ばくろ町、東は祢宜ねぎ町に接し、西端には水田が広がる。

正保三年(一六四六)津軽弘前城之絵図(内閣文庫蔵)によれば、町域は東側が小人町、西は歩者町・足軽町として町割されている。慶安二年(一六四九)の弘前古御絵図(市立弘前図書館蔵)では、御徒町と記され五六軒の侍屋敷があり、うち五が空屋敷。寛文一三年(一六七三)弘前中惣屋敷絵図(同館蔵)でも侍町と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android