苦は楽の種(読み)クハラクノタネ

精選版 日本国語大辞典 「苦は楽の種」の意味・読み・例文・類語

く【苦】 は=楽(らく)の種(たね)[=楽(たの)しみの元(もと)

  1. いま苦労するのは、後日の安楽のために種をまいておくようなものだ、という意。現在の苦労は、将来の幸福のもとになる。「楽は苦の種、苦は楽の種」と続けて用いられる。
    1. [初出の実例]「これ、小万さん、其やうにくよくよと、もし、苦は楽みの元といふぞえ」(出典:歌舞伎・五大力恋緘(評釈江戸文学叢書所収)(1793)大切)

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ことわざを知る辞典 「苦は楽の種」の解説

苦は楽の種

今している苦労は、将来、楽に過ごすための種をまいているようなものである。苦労しておけば、後々楽になる。

英語〕There is no pleasure without pain.(苦労のない楽しみはない)

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