茎頂培養(読み)ケイチョウバイヨウ(その他表記)stem tip culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「茎頂培養」の意味・わかりやすい解説

茎頂培養
けいちょうばいよう
stem tip culture

組織培養うち,植物の茎頂部分の分裂組織を培養すること。フランスの J.モレルが 1960年代前半にシンビジウムを用いて開発した。茎頂は分裂増殖力が強く,ウイルスに侵されていない健全な苗が得られることから,ラン,カーネーションキクイチゴなどの栽培に用いられるようになった。この培養方法で育てられた苗をメリクロンという。

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