茶利頭(読み)ちゃりがしら

精選版 日本国語大辞典 「茶利頭」の意味・読み・例文・類語

ちゃり‐がしら【茶利頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 操り人形で、こっけいな面相をした首。三枚目ちゃり・鼻むけ・蟹(かに)端役がしらなどの種類がある。
  3. 転じて、こっけいな容貌。また、こっけいな髪形をした頭。
    1. [初出の実例]「此己がチャリ頭(カシラ)に惚れたとぬかせば見えすいた嘘なれど」(出典:売卜先生安楽伝授(1796)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android