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三枚目 さんまいめ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三枚目
さんまいめ

演劇用語。滑稽な人物に扮する俳優,およびその役柄歌舞伎看板で3枚目に道化役の俳優の名前が書かれたことに由来する。

三枚目
さんまいめ

邦楽用語。第3席の演奏者。特に,二丁三枚を原則とする (今日では劇場拡大により,三丁四枚のことも多い) 豊後三流 (常磐津節富本節清元節) では,三枚目は語り手末席ではあるが,高い声域 (甲) の部分を分担する重要な役。

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デジタル大辞泉の解説

さんまい‐め【三枚目】

歌舞伎の役柄で、道化方(どうけがた)のこと。看板や番付で3番目に名が書かれたところからいう。転じて、演劇・映画などでこっけいな役をする俳優。道化。ちゃり。→二枚目
1から転じて》こっけいなことを言ったりしたりする人。

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百科事典マイペディアの解説

三枚目【さんまいめ】

歌舞伎用語。俳優の役柄のうち,滑稽(こっけい)な役,またはこれを専門とする俳優のこと。道外方(どうけがた)とも。昔の番付や看板では,この種の俳優の名を初めから3枚目に置くのが慣例だったためこの名がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんまいめ【三枚目】

歌舞伎の道化役の通称。江戸時代,劇場の表看板の道化役の位置が多く三枚目にあったために,この通称が生まれた。本来は〈道外方(どうけがた)〉という役柄で,それをつとめる俳優をもいう。《源氏店》の番頭藤八,《忠臣蔵》の鷺坂伴内(さぎさかばんない),《寺子屋》の涎(よだれ)くりなどが代表的な役。役としては脇役であるが,それぞれ重要な見せ場をもつ。ほかに,滑稽な敵役を〈三枚目敵(さんまいめがたき)〉と呼ぶ。【渡辺 保】

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大辞林 第三版の解説

さんまいめ【三枚目】

〔昔、芝居の絵看板や番付の三枚目に記されたことから〕
滑稽な役をする俳優。道化方。茶利ちやり。 → 二枚目
いつも道化役にまわる人。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三枚目
さんまいめ

歌舞伎(かぶき)用語。道化方(どうけがた)の別称。転じて日常でも、滑稽(こっけい)な人物をさす一般語として使われる。色男(役)を意味する二枚目の語源と同じで、江戸中期の京坂の顔見世番付、および劇場の正面に掲げた表八枚の看板で、右から3枚目に道化役専門の役者の名前を記した慣例によるという。[松井俊諭]

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世界大百科事典内の三枚目の言及

【道外方】より

道化(どうけ)の役柄およびその役柄を専門に演じる俳優をいう。〈三枚目〉は後世の通称。日本の芸能の伝統的な展開の一方法である〈もどき〉によって,初期の歌舞伎では道外方が重要な役目を果たしていた。…

※「三枚目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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