茶木滋(読み)チャキ シゲル

20世紀日本人名事典 「茶木滋」の解説

茶木 滋
チャキ シゲル

昭和・平成期の童謡詩人,童話作家



生年
明治43(1910)年1月5日

没年
平成10(1998)年11月1日

出生地
神奈川県横須賀市

本名
茶木 七郎

学歴〔年〕
明治薬専〔昭和6年〕卒

主な受賞名〔年〕
芸術選奨文部大臣賞〔昭和29年〕「めだかの学校」

経歴
製楽会社に勤務のかたわら、「赤い鳥」「金の星」「童話」などに童謡や童話を投稿。昭和3年平林武雄らと同人誌羊歯」を作り、14年には関英雄らと「童話精神」を創刊。中田喜直作曲の童謡「めだかの学校」は有名。童謡集に「鮒のお祭」「とんぼのおつかい」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茶木滋」の解説

茶木滋 ちゃき-しげる

1910-1998 昭和-平成時代の童謡詩人。
明治43年1月5日生まれ。中学生ころから「赤い鳥」「金の星」などに投稿,童謡「とても大きな月だから」は「日本童謡集」(岩波文庫)に収録。昭和29年「めだかの学校」(中田喜直作曲)で芸術選奨。ほかに童謡集「とんぼのおつかい」など。平成10年11月1日死去。88歳。神奈川県出身。明治薬専(現明治薬大)卒。本名は七郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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