茶腹も一時(読み)チャバラモイットキ

デジタル大辞泉 「茶腹も一時」の意味・読み・例文・類語

茶腹ちゃばら一時いっとき

茶を飲んでも、しばらくの間は空腹をしのぐことができる。わずかなものでも、一時しのぎになることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茶腹も一時」の意味・読み・例文・類語

ちゃばら【茶腹】 も 一時(いっとき)

茶を飲んだだけでもしばらくは空腹をまぎらすことができる。また、わずかばかりのものでも、一時のたすけになることをたとえていう。湯腹も一時。
※俳諧・つげのまくら(1707)「十四屋の前は荷鞍の山の秋〈一蜂〉 一ふく飲んで茶腹一時〈執筆〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ことわざを知る辞典 「茶腹も一時」の解説

茶腹も一時

食べるものがないとき、あるいは、食べる時間余裕がないとき、茶を飲んだだけでもしばらくは空腹をまぎらすことができる。また、わずかなものでも、一時しのぎになることのたとえ。

[類句] 湯腹も一時/粥腹も一時

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android