茶通箱(読み)サツウバコ

デジタル大辞泉 「茶通箱」の意味・読み・例文・類語

さつう‐ばこ【茶通箱】

茶道具の一。2種の濃茶こいちゃを同時に客にすすめるときの点前てまえに用いる箱。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茶通箱」の意味・読み・例文・類語

さつう‐ばこ【茶通箱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 茶道具の一つ。二種濃茶(こいちゃ)を同時にすすめる時の点前に用いる箱。宇治茶商注文品を入れてくる通い箱から考案された。
    1. [初出の実例]「棚に一茶通箱但内に 尻ぶくら 小なつめ 一羽帚」(出典:南方録(17C後)会)
  3. さつうばこだて(茶通箱点)」の略。
    1. [初出の実例]「習事十三ケ条 茶通箱 唐物点 台天目 盆点 乱飾 真台子」(出典:茶道筌蹄(1816)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む