草八手(読み)クサヤツデ

デジタル大辞泉 「草八手」の意味・読み・例文・類語

くさ‐やつで【草八手】

キク科多年草山野の林内に生え、高さ約40センチ。ヤツデに似た手のひら状の葉を多数つける。秋、暗紫色の花を開く。よしのそう。かんぼくそう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「草八手」の意味・読み・例文・類語

くさ‐やつで【草八手】

〘名〙 キク科の多年草。本州の関東以西、四国九州の主として山地の林内に生える。地中を横にはう茎から、ヤツデの葉に似た径五~七センチメートルぐらいの掌状葉で五~七中裂し、長い柄のある葉を多数根生する。八~九月頃、葉間から高さ四〇センチメートル程になる花茎を出し暗紫色を帯びた頭花を円錐状につける。かんぼくそう。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「草八手」の解説

草八手 (クサヤツデ)

学名Diaspananthus uniflora
植物。キク科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android