草分町人（読み）くさわけちょうにん

精選版 日本国語大辞典 「草分町人」の意味・読み・例文・類語

くさわけ‐ちょうにん‥チャウニン【草分町人】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、町造りの当初に屋敷地の割渡しをうけて定着し、または新町の設立に貢献した由緒(ゆいしょ)ある町人。いずれも町内での格式が高く、世襲的に町名主、町年寄、町惣代などの町役人を勤める家が多かった。

出典　精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について　情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

現代の国語

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay