草履隠(読み)ぞうりかくし

精選版 日本国語大辞典 「草履隠」の意味・読み・例文・類語

ぞうり‐かくしザウリ‥【草履隠】

  1. 〘 名詞 〙 幼児遊戯一つ草履を隠して、鬼の役に探させるもの。
    1. [初出の実例]「飛蛍数は九(ここの)や十をよう〈保俊〉 草履かくしは五月雨の道〈定祐〉」(出典:俳諧・宗因七百韵(1677))
    2. 「まだ鬼渡しや草履隠(ザウリカク)しをする中間だはな」(出典:滑稽本浮世床(1813‐23)初)

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