草立(読み)くさだち

精選版 日本国語大辞典 「草立」の意味・読み・例文・類語

くさ‐だち【草立】

〘名〙
① 草が生え茂ること。また、その時節
※宝治百首(1248)春「春の来て又草たちに成にけり見しはふるねの荻の焼原藤原信実〉」
野菜を入れ、しょうゆで仕立てた雑煮。〔浪花聞書(1819頃)〕

くさ‐だ・つ【草立】

〘自タ四〙 草が生え始める。草がおい立つ。
六百番歌合(1193頃)春上・二三番「いろいろの花咲くべしと見えぬかな草だつ程の野辺景色は〈藤原経家〉」

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普及版 字通 「草立」の読み・字形・画数・意味

【草立】そうりつ

創立。

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