荒山峠(読み)あらやまとうげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「荒山峠」の意味・わかりやすい解説

荒山峠
あらやまとうげ

石川県鹿島(かしま)郡中能登(なかのと)町と富山県氷見(ひみ)市との境にある峠。標高387メートル。主要地方道氷見田鶴浜(たつるはま)線が通じる。古くから越中(えっちゅう)(富山県)と能登(のと)(石川県)を結ぶ峠の一つで、茶屋があり、能登からの石動山(せきどうさん)参詣(さんけい)者、越中の商人和倉(わくら)温泉客が頻繁に通行した。約1キロメートル北東に能登守護畠山(はたけやま)氏一統の荒山城跡がある。

[矢ヶ崎孝雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む