荒山城跡(読み)あらやまじようあと

日本歴史地名大系 「荒山城跡」の解説

荒山城跡
あらやまじようあと

[現在地名]佐久市大字大沢

大沢おおさわ本郷ほんごうの北にある平山城である。城の北壁は急に下って要害適所となっている。下はかつては湿田地帯で蓮も作られたという。野沢平を一望に収め、本丸・二の丸・三の丸とほぼ東西に並び、堀切は大沢小学校敷地と役場敷地との間にあって、小道路となって存在していたが、明治二五年(一八九二)に切り崩して平坦地になっている。伴野氏前山まえやま城の属城という。

永禄年間(一五五八―七〇)伴野善九郎在城の後、幕下の市川和泉守が居城したといわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む