荒木初子(読み)アラキ ハツコ

20世紀日本人名事典 「荒木初子」の解説

荒木 初子
アラキ ハツコ

昭和・平成期の保健婦 第1回吉川英治文化賞受賞者。



生年
大正6(1917)年

没年
平成10(1998)年9月10日

出身地
高知県宿毛市

主な受賞名〔年〕
吉川英治文化賞〔昭和42年〕

経歴
昭和24〜47年宿毛市の保健婦として、沖の島で活動。島の乳児死亡率低下させ、風土病フィラリアの予防に努める。43年日活映画「孤島太陽」のモデルとなる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒木初子」の解説

荒木初子 あらき-はつこ

1917-1998 昭和後期-平成時代の保健婦。
大正6年5月10日生まれ。昭和24年郷里の高知県沖の島に県の駐在保健婦として赴任以来,地域住民の医療,生活指導にあたり,乳児死亡率の低下,風土病フィラリア症患者の減少などの成果をあげた。映画「孤島の太陽」のモデル。42年吉川英治文化賞。平成10年9月10日死去。81歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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