荒雄(読み)あらお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒雄」の解説

荒雄 あらお

?-? 奈良時代漁師
筑前(ちくぜん)(福岡県)の人。神亀(じんき)年間(724-729)友人の宗形部津麻呂(むなかたべの-つまろ)にかわって,対馬(つしま)(長崎県)に防人(さきもり)の食糧をはこぶ船のかじ取りをし,暴風雨にあい遭難死した。これをかなしんで妻子ら(一説には山上憶良(おくら))がよんだ歌10首が「万葉集」巻16におさめられている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む