荘塚古墳(読み)しようづかこふん

日本歴史地名大系 「荘塚古墳」の解説

荘塚古墳
しようづかこふん

[現在地名]八代町永井

あさ川扇状地扇央部、標高二八〇メートル付近に所在する古墳。別名塚ともいう。墳丘は削平され現状では一・五メートルほどの高さをもつのみである。墳形は不明であるが分間図では地籍が円形であることから、径三〇メートルほどの円墳と推定されている。内部主体は現存しないが、墳丘の周辺には大型の石材石垣として使用されており、横穴式石室墳であったことが推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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