ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「荻野=クナウス学説」の意味・わかりやすい解説 荻野=クナウス学説おぎの=クナウスがくせつOgino-Knaus theory 産婦人科医荻野久作とドイツの H.クナウスが別々に発表した学説で,排卵は,月経周期の長短に関係なく,次回予定月経開始日の前から 14±2日目に最も起りやすいというもの。ヒトの黄体の寿命が 14±2日間であることと同じ意味をもつ。この学説を利用した避妊法をオギノ式,周期法,定期禁欲法などといい,次回予定月経開始日の前日から数えて 11~19日目の間は禁欲するか,避妊用の器具,薬品を用いる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by