菊池武時妻(読み)きくち たけときの つま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊池武時妻」の解説

菊池武時妻 きくち-たけときの-つま

?-? 鎌倉-南北朝時代女性
正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年(1333)赤橋英時とたたかって敗れた夫の辞世の歌を,戦場から脱出した長男武重(たけしげ)からうけとる。夫の敗死を知って長男に「国家大義につくせ」といいのこし自害した。
格言など】ふる里もこよひばかりの命とぞ知りてや君が我を待つらむ(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android