菊膾(読み)キクナマス

デジタル大辞泉 「菊膾」の意味・読み・例文・類語

きく‐なます【菊×膾】

食用菊花びらをさっとゆでて、三杯酢で和えたもの。大根なますにまぜることもある。きっかなます。 秋》「―色をまじへて美しく/年尾

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「菊膾」の意味・読み・例文・類語

きく‐なます【菊膾】

  1. 〘 名詞 〙きっかなます(菊花膾)季語・秋 》
    1. [初出の実例]「震宴の残りもがもな菊膾」(出典:俳諧・五元集(1747)亨)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「菊膾」の解説

きくなます【菊膾】

菊の花びらをゆでて三杯酢や甘酢で和えた料理。◇「菊花(きっか)なます」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android