菊膾(読み)きくなます

精選版 日本国語大辞典 「菊膾」の意味・読み・例文・類語

きく‐なます【菊膾】

〘名〙 =きっかなます(菊花膾)《季・秋》
※俳諧・五元集(1747)亨「震宴の残りもがもな菊膾」

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デジタル大辞泉 「菊膾」の意味・読み・例文・類語

きく‐なます【菊×膾】

食用菊花びらをさっとゆでて、三杯酢で和えたもの。大根なますにまぜることもある。きっかなます。 秋》「―色をまじへて美しく/年尾

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「菊膾」の解説

きくなます【菊膾】

菊の花びらをゆでて三杯酢や甘酢で和えた料理。◇「菊花(きっか)なます」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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