普及版 字通 「菖(漢字)」の読み・字形・画数・意味
菖
人名用漢字 11画
(旧字)
12画
[字訓] しょうぶ
[字形] 形声
声符は昌(しよう)。〔呂覧、任地〕に「は百の先づ生ずるなり」とあって、菖をいう。端午の節供には、不祥を祓うものとして門の上においた。尚武の音に通ずるので、わが国では男子の節供に用いた。
[訓義]
1. しょうぶ。
2. 字はまた昌に作る。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 昌、阿夜米久散(あやめぐさ)〔名義抄〕 昌、アヤメグサ
[熟語]
菖▶・菖葉▶
[下接語]
夏菖・石菖・白菖・浮菖
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報